シリーズ第二弾です。
今回は日常会話で何度も繰り返し使えるフレーズを集めてみました。
目次
◆ありがとう
● Thank you.
意味:ありがとう。
よりカジュアルな表現は、Thanks.です。
両方ともに後ろにvery muchやso muchをつけると意味を強める事ができます。
- Thank you very much. / Thank you so much.
Thanksは、a lotを付けると強められます。
- Thanks a lot.
Thanks very much.やThanks so much.も普通に聞きますが、口語的な表現のようです。
● I really appreciate it.
意味:本当にありがとうございます。
丁寧な感謝の表現です。
心から深く感謝している気持ちを伝えたい時に使ってみましょう。
◆どういたしまして
以下、Thank you.などのお礼に対する受け答えでも使える表現です。
全て日本語の「どういたしまして」のようなニュアンスで覚えて良いです。
● You are welcome.
意味:どういたしまして。
● No worries.
意味:気にしないで。
worriesはworry(心配)の複数形です。
心配がない、ということですので、直訳するなら「心配しないで」というような意味になります。
● No problem.
意味:大丈夫だよ。オーケーだよ。いいよ。
文字通り読めば、「Problem(問題)がない」ということです。
問題ないよ → 「大丈夫だよ。オーケーだよ。いいよ。」
● Sure.
意味:もちろん。当然だよ。
Sureは主に、「確かな」「確実な」というような意味があります。
アメリカ英語では、お礼を言われた時の返しで「当然だよ」=「どういたしまして」というようなニュアンスでも使われます。
◆大丈夫ですか?
相手を心配して言葉をかける時に使える表現です。
● Are you okay ?
意味:大丈夫ですか?どうかしましたか?
・Are you all right ? も同じように使えます。
● Is everything okay ?
意味:大丈夫ですか?どうかしましたか?
直訳するなら、「全てOKですか?」になります。
転じて、「大丈夫ですか?」「全て上手くいってる?」「順調ですか?」というように使われます。
状況を尋ねる時、また、挨拶代わりに使われることもあります。
● What’s the matter ?
意味:どうしたのですか?
matter(問題、事)ですので、直訳すれば、「その問題(物事)は何ですか?」になります。
何かしらの問題がありそうに見える時に、「どうしたの?何かあったの?」というような感じで使えます。
● What’s wrong ?
意味:どうしたのですか?
wrongは、「間違った。不適当な。おかしな」というような意味がありますので、直訳すれば、「何がおかしいの?」となります。
例えば、相手の様子が何かおかしい時に心配して「What’s wrong ?」と使えます。
◆すみません・ごめんなさい
● Excuse me.
意味:すみません。失礼ですが。
excuseは、「許す」というような意味のある動詞です。
直訳するなら「私を許して下さい」になります。
● I’m sorry.
意味:すみません。申し訳ない。
「残念に・気の毒に・申し訳なく思って」などの意味があります。
I’m so sorry.やI’m very sorry.で強調できます。
・後ろに、to ~動詞をつければ、「〜して残念だ。」「〜して申し訳ない。」というような使い方もできます。
例:I’m sorry to hear that.(私はそれを聞いて残念だ)
● I apologize.
意味:申し訳ございません。
apologizeは、「謝る」という動詞です。
例えば、ビジネスメールなどでは以下のように使われます。
例:I apologize for the inconvenience.(ご不便をお掛けし、申し訳ありません。)
◆分かりません。
相手の言っていることが理解できないときには、ちゃんと伝えましょう。
● I don’t get it.
意味:分かりません。(理解していません。)
getには、主な意味としての「得る」以外にもたくさんの意味があります。
ここでは、「理解する」という意味の否定形で使われています。
● I don’t understand.
意味:分かりません。(理解していません。)
◆もう一度言って下さい。
「分かりません」というフレーズと併せて、「もう一度言って下さい」というフレーズも覚えてしまいましょう。
● Sorry ?
意味:すみません、もう一度言ってもらえますか?
これは良く使います。
アクセントは語尾を上げるような感じで言います。
語尾を下げると普通に「すみません」「ごめんなさい」になってしまうので注意です。
● What did you say ?
意味:なんて言ったの?
● Could you say that again ?
意味:もう一度言ってもらえませんか?
カジュアルなら、「Say again ?」だけでも良いです。
Pleaseをつければもっと丁寧になります。
・Could you please say that again ?
以下のように「すみません、分かりませんでした。もう一度言ってもらえませんか?」とする事も出来ます。
・I’m sorry. I don’t get it. Could you say that again ?
◆ゆっくり話して下さい。
● Could you speak more slowly, please?
意味:もっとゆっくり話してもらえませんか?
Slowly=「ゆっくりと」です。これにmore =「もっと」をつけて、「もっとゆっくりと」になります。
相手の声が小さい時は以下のように「もっと大きな声で話してもらえませんか?」と言えます。
・Could you speak louder, please ?
◆分かりますか?
自分の言っていることが相手に伝わっているかどうかが不安な時は尋ねましょう。
● Do you get it ?
意味:分かりますか?
「今言ったこと」に対してなら、過去形にして「Did you get it ?」でも良いですし、省略して、「Get it ?」「Got it ?」でも良いです。
● You know what I mean ?
意味:私の言わんとしていることが分かりますか?
mean=「意味する」という動詞です。What I mean=「私が意味していること」となります。
● Do you understand ?
意味:分かりますか?
語尾に「私の言おうとしていること」を繋げて、以下のような言い方も良いです。
例:Do you understand what I’m trying to say ?
例:Do you understand what I mean ?
◆分かりました。
「分かりますか?」と聞かれた時に、わかっている場合は「理解した」ことを伝えましょう。
● I got it.
意味:分かりました。
明確に理解したことを伝える表現です。
● I understand.
意味:分かりました。
明確に理解したことを伝える表現ですが、状況によっては、相手から指示や指摘を受けた時に使うようなニュアンスもあります。
● I see.
意味:なるほど。
明確にわかったことを相手に伝えるというよりは、「なるほど、そうなんだ」という感じのニュアンスです。
◆まとめ
同じような表現でも微妙なニュアンスの違いがあったりしますが、最初のうちは気にしないで大丈夫です。
同じような表現を全て一緒に覚えてしまうのも良いですが、
たくさん覚えるのが大変な場合は、同じような表現なら全ては覚えずに、頻度の高い表現だけ一つを覚えて、まずは直ぐに口に出せるようになることを優先しましょう。
慣れてきたら、もっとバリエーションを増やしたくなったり、同じような表現でもニュアンスを微妙に変えたい時が必ず来ます。
そのタイミングで一つづつ表現方法を増やしていけば良いのです。
最後までご覧をいただき、ありがとうございました。
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